次世代ソーラーシステム『そよ風』
太陽の熱をうまく使ったシステムで環境に優しい!
太陽熱と地下を含む通気を利用し、家全体が夏涼しく、冬温かい
そんな理想の温熱環境を実現するのが『そよ風』のシステムを取り入れた住宅です。
※『そよ風』は太陽光発電パネルや太陽熱温水器とは異なります。
『そよ風ソーラー住宅』の特徴
窓やドアを締め切って家を離れる場合、しばらくするとカビ臭くむっとした空気になっていることが一般的ですが、『そよ風』システムを利用しているために、いつ来てもカラッとした快適な空気で、冬も全ての部屋がここちよい室温なのに驚いたそうです。
☆太陽熱で昼も夜も暖か!
『そよ風』のシステムは、室内を貫くダクト(写真左)が特徴。寒い季節は集熱屋根で集めた太陽熱を、ダクトを利用して床下の蓄熱層に送り、それを各部屋の床の吹出口から上げるという仕組みです。
夜間は、日中に取り入れて床下のコンクリートに蓄めた熱を少しづつ放熱するため暖かさが続きます。他の暖房エネルギー代はほぼかかりません。
切替吹出口の手動レバーによって床下/室内の吹出方向を調整することも可能です。(写真右▸)
☆大きな吹抜けの部屋でも底冷えしない!
吹抜けは、通常室内の上下の温度差がじて底冷えしますが『そよ風』は床に暖かい空気が送り込まれますので底冷えしません。
☆涼しいのも得意!
夏は屋根が高温になりますが、この熱はファンで屋根の外に排気します。夜間は放射冷却現象によって冷やされた空気を室内に取り入れることができますので、朝には高原のような涼しさを感じられます。
☆薪ストーブとの相性が抜群!
薪ストーブを焚いた時に天井に溜まる熱気を床下に循環させますので、効率よく家の中を暖められます。
☆お湯をつくることもできる!
お湯採りコイルユニットを付ければお湯づくりも可能。
☆小屋裏も夏暑くない!
『そよ風』は夏の日中の暑い空気を断熱された屋根の上で排気しますので、日中屋根裏が暑くなりません。
☆家の隅々まで暖かい!
通常暖房を入れづらい北側の台所、脱衣所、トイレにも空気を廻せるため、家中隅々まで暖かです。
☆気持ちの良い空気質!
外の空気を取り入れて循環させ、床の吹出口から上げるため、室内の空気は常にきれいで快適です。
『そよ風ソーラー住宅』の仕組み
冬 の仕組み
昼間の太陽熱で地下を暖め、
その熱で家中いつでも暖かく。
冬の日中、太陽によって暖められた空気をダクトで床下に送り込み、蓄熱体として基礎のコンクリートを暖めます。その熱を部屋に取り入れます。
※特に当社では、家丸ごときっちりとした外断熱で囲っていますので家の中全体があたたかです。
冬の夜には、外に面するシャッターが閉じ、暖まった部屋の熱を今度は外に逃がさず内部の暖房器で出る熱と一緒に家全体に行き渡るように巡回させます。
夏 の仕組み
昼は太陽熱を遮り地熱で涼しく。
夜は冷気で床下を冷やす。
夏の日中は、屋根の太陽の熱を家の中に直接入れないようにします。シャッターを閉じて床下の涼しい地熱による冷気を部屋の中に入れ循環させ、建物内全体を涼しく快適に保ちます。
夏の夜は、今度は外部の屋根で起きる放射冷却現象を利用して冷気を床下に送り、床下のベースコンクリートを冷やします。その冷やした冷気を部屋の隅の床吹出口から部屋内部に送り出します。
『そよ風ソーラー住宅』の良さをさらに活かせる
当社の外断熱施工の例
次世代ソーラーシステム『そよ風』と、当社の「外断熱施工」の組み合わせで
快適にECO住宅を実現してはいかがでしょうか。
屋根を葺く材料には、木の葉や雪などの事を考えてガルバニューム鋼板を利用。
鋼板は、太陽の熱を吸収するには大変良い素材です。
屋根の上に『そよ風』のシステムが付けられます。
軒先には、新鮮な空気が入るように軒天換気口を取付け付けています。
蜂や鳥、その他害虫等が入らないように網などがセットされています。
『そよ風』のシステムで空気が取り入れられていることを確かめるため、煙が吸い込まれる様を検査中。▲
高性能の板状の断熱材(厚み30ミリ)を外部の構造用合板の上から張ります。構造用合板を張る事は、耐震性、気密性、の性能2つをクリアするためにとても重要です。
断熱材を張った後、隙間をふさぐ為につなぎ目すべてにテープ処理を行い完璧にします。
ここまで断熱材を張るとかなり内部は暖かいです!
他にもこんな工夫があります!
◀2重サッシはもちろん、ドレーキップ窓も好評。ドレーキップは1つのハンドルで左側に大きく開けられる(内開き)だけでなく、上部を少し開けて(内倒し)防犯に気遣いながら換気できる。